不安感の解消に重要なのはホルモンバランス!
不安感とは、単なる「心の弱さ」ではなく、身体が発する重要なSOS信号です。現代社会で蓄積する不安は、自律神経やホルモンバランスの乱れが脳と体のコミュニケーションを阻害している証拠。カイロプラクティックでは、この信号を「身体からのシグナル」と考え、「身体の最適化のチャンス」と捉えます。身体の持つ、回復する力を目覚めさせることで、不安を行動力へのエネルギーに変換することができます。
このようなことはありますか?
・対象はないが、漠然と先のことを考えすぎて不安が悩みになっている
・不安が強くなり、仕事、学生生活、家庭での生活で体にも重く感じる
・メディアを通じて、絶望的なニュースに頻繁に触れ不安を煽られている
・過去のトラウマ体験が、身体的、精神的に不安にさせることがある
・不安や緊張を強く感じると手に汗握る状態で恥ずかしさを感じる
積み重ねた不安は、日常生活の様々な場面で現れます。自律神経の乱れや身体的症状(肩こり、動機、多汗、不眠)を引き起こす可能性があります。
不安感は、一般的に外的要因(ストレス、生活習慣の乱れ、環境変化,etc)によるものと考えられがちですが、それだけでは説明が出来ません。
なぜなら、すべての人が同じように生活で何かしらの不安やストレスを受けていてもおかしくないからです。
不安とカイロプラクティック
不安感に対してカイロプラクティックでは、身体の内部に注目することが重要と考えます。
不安感に関して特に注目すべきは「ホルモンバランス」です。中でも「エストロゲン」という分泌物です。脳内の神経伝達物質の働きを円滑にさせるという影響を与えます。
「エストロゲン」は、幸せホルモンといわれる「セロトニン」という気分や感情を調整する物質の分泌などを促しています。セロトニンに関しては、90%が腸で分泌されますが、脳内で分泌される「約2%のセロトニン」が気分や感情に非常に大きな影響を与えます。
「エストロゲン」の分泌減少は、神経伝達の調整が不安定になります。分泌されたセロトニンを取り込むことが阻害され、作用が減弱して、不安感が強くなる可能性があります。「セロトニン」というホルモンもとても重要ですが、「エストロゲン」が取り込む力の維持させるとても大切な役割を担っています。
更年期障害もその典型的例で、エストロゲンの急激な減少により、不安やイライラなどが現れやすくなります。
ホルモンバランスの乱れは、脳内の化学物質のバランスを崩し、不安症状を引き起こしたり悪化させたりする可能性があります。
再び活性化させていくには、「神経機能の働き」を安定させることが必要不可欠になります。
カイロプラクティックでのアプローチ
不安解消のカギは、「脳-神経-ホルモン」の連携したシステムにあります。
1.神経伝達の高速道路を整備
背骨と骨盤の調整で、脳から庁への神経伝達を最適化してセロトニンの産生
腰椎へのアプローチで腸内環境をサポート
2.ホルモン分泌の指令を活性化
腸まで神経伝達が流れ出すと、エストロゲンの分泌リズムが安定
症例では、更年期女性のイライラが2週で72%が変化
3.体の「危機管理問題」を解除する
上部頸椎からの問題などから交感神経の過剰を抑え、副交感神経優位へ誘導
心臓のドキドキなど興奮が整いやすくなる
身体の内部に意識を向けて神経機能を正常化することが不安感対策の重要なポイントです。神経とホルモンバランスを整え身体働きをより効果的にして、健康を維持し不安のない生活を目指しましょう。
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