バセドウ病は、特に20-50代の女性に多く見られる自己免疫疾患です。
発症率というと、
女性の場合、1000人中 25人
男性の場合、1000人中 6人
カイロプラクティックでは
単に症状を抑えるためではなく身体の内側から健康を取り戻し、再発のない質の高い生活を送ることを目指します。
主な症状と感じることは
・動悸、異常発汗
・イライラ、不眠
・微熱、のどの渇き
・月経不順、不妊(女性の場合)
・眼球突出(30%)
また、薬の副作用から、かゆみ、じんましん、肝障害、免疫力低下(無顆粒球症)なども挙げられています。
カイロプラクティックでは、バセドウ病を「脳と神経と体のつながり」の問題と考えます。
バセドウ病についての誤解
多くの人がバセドウ病について誤解を抱いています。
1.薬で改善
薬は甲状腺ホルモンの過剰分泌を抑えるだけで、病気の原因そのものを取り除くわけではありません。
2.ストレスさえ避ければ大丈夫
ストレスはバセドウ病の発症や悪化の一因となりますが、主な原因は体内の不調にあります。具体的には、自己免疫系の乱れが大きく関与しています。ストレス管理は重要ですが、それだけでは病気を防ぐことはできません。
3.症状がなくなれば治った
症状が消えても、再発のリスクが高い可能性があります。一時的に軽くなったり、消えたりしている状態です。再発を繰り返しやすい問題であり、50%は1年以内に繰り返すというデータもあります。
甲状腺と神経系の関係性
甲状腺ホルモンは脳下垂体から分泌される甲状腺刺激ホルモンによってコントロールされています。しかし、脳と甲状腺を繋ぐ神経伝達が阻害されると、この調整機能が乱れます。この結果ホルモンバランスが崩れ、バセドウ病などの症状が引き起こされます。
なぜ、バセドウ病になる人とならない人がいるのか。
というと脳が神経を通して、甲状腺ホルモンの正常な分泌量を脳が把握できなくなっているということが問題の根底にあります。
カイロプラクティックでのアプローチ
1.神経伝達の回復 :脳と甲状腺のコミュニケーションを整えます。
2.適切なホルモン分泌 :適切な神経伝達により甲状腺ホルモン分泌が落ち着きます。
3.骨盤と背骨の調整 :骨格から神経のバランスを整え、全身の機能を正常化します。
まとめ
バセドウ病は、単なる「症状」ではなく、身体がらのシグナルです。カイロプラクティックを通じて、神経伝達阻害(サブラクセーション)を取り除くことで、脳と体、相互の神経伝達が正常になります。体の内側から健康を取り戻すことができれば、薬に頼るだけでなく、真の健康と生活の質向上を目指すことができます。
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